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冬の特集

グラタンとドリア

今回の特集は、大人も子どもも楽しめるアツアツ料理“グラタンとドリア”!
具材やソースの組み合わせによって、さまざまな味わいを楽しめる料理ですね。
定番ものからアイディア料理まで各種レシピのほか、お役立ち情報もいっぱいご紹介します。

レシピ提供
  • 岩井 江里日
  • 料理家 村松りん 〜RIN's KITCHEN〜
  • 料理研究家 高橋善郎
  • 料理研究家 yoko komiyama
  • レストラン『Beaux(ボウズ)』オーナーシェフ 狐塚俊一
  • ABC Cooking Studio
  • 料理レシピ検索しゅふしゅふ~ず

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ワンポイント・コラム

基本のベシャメルソースの作り方をマスターしよう!

グラタンやドリアはもちろん、さまざまな洋風料理の基本となるベシャメルソース(ホワイトソース)の作り方をまずはしっかりマスターしましょう。
作り方自体はとっても簡単。「溶かしたバターに薄力粉を入れて炒め、牛乳を少量づつ加えてその都度よく混ぜ合わせながら煮る」。これだけ。でも上手に仕上げるのはけっこう難しいですよ。

「薄力粉は必ずふるいにかけておく」「牛乳を加える前に鍋を一度水につけてあら熱をとる」「牛乳は温めておく」といったところが上手に仕上げるポイント。あとは何度もチャレンジしてコツをつかむこと。ダマになったり、水っぽかったり、硬すぎたりしないよう丁寧に仕上げましょう。

オーブンでの焼き加減

なかなか難しいのがグラタンやドリアの焼き加減。レシピに目安の時間が示されてはいますが、個々のオーブンによって多少異なるので、焼き加減のポイントを押さえておきましょう。

グラタンやドリアは長時間焼くと中のベシャメルソースが硬くなってしまうので、高温にセットしておいて短時間で焼き上げるのがコツ。レシピに書いてある焼き時間を参考にし、表面にふったチーズが溶けてこうばしい焼き色がついた頃取り出すようにします。

シチューやカレーの残りを活用しよう!

残ったシチューやカレーを使って簡単なグラタンやドリアを作りましょう。

残ったシチューを使ったポテトグラタン
残ったシチューのほかに、ゆでたじゃがいもとチーズ、バターを用意。じゃがいもの半量をグラタン皿に敷き詰めてから残ったシチューを入れ、その上にまたじゃがいもを敷いてチーズとバターを散らし、オーブンで焼き上げます。
残ったカレーを使ったカレードリア
残ったカレーのほかに、ご飯とベシャメルソース(ホワイトソース)、チーズ、バターを用意。ご飯とカレーを混ぜてグラタン皿に入れ、上からベシャメルソースをかけてチーズとバターを散らし、オーブンで焼き上げます。

みなさまからお寄せいただいた“グラタンとドリア”に関するお役立ち情報

  • ホワイトソースの失敗って困りますよね。ダマになっちゃわないよう必死にかきまわしつつ温めた牛乳をいれて…めんどうな事が嫌いな私は発見!バターと粉を炒める時玉ねぎのスライスも一緒に炒めます。(みじん切りはいまいちかもです…)そこに牛乳を入れればダマになりづらいです。ちょっと慌ててざぶっと入ってもしっかりかきまぜて火を通せばダマはかなりの確率で回避できます!
  • ホワイトソースの簡単な作り方…小麦粉50gとバター50gをボールに入れ、ラップをせずにレンジに入れ、バターが溶けたら取り出し、泡だて器でよくまぜ、なめらかにする。牛乳3カップを少しずつ加える。それをレンジ強で12分位。途中2~3回かきまぜると、おいしくてなめらかなソースが出来ます。ぜひ一度試してみてください。
  • グラタンやドリア、いずれもエネルギーが高いので、どうしてもたくさん食べるのは控えてしまいがちなんですよね。でも、ホワイトソースを作る時に使っている食材の牛乳を、豆乳に変えることでエネルギーを少し抑えられます。生クリームを使う場合も同じです。いつもの生クリームの量を半分にし、かわりに豆乳をいれます。味もそんなにかわらないし、なによりもヘルシーです!それから、焦げ目をきれいにつけるために、表面に卵黄をぬるっていうのもありですよ。
  • ホワイトソースではちょっと重いときは豆腐をなめらかにすりつぶしてマヨネーズを加え、ホワイトソースの変わりに使います。どんな素材ともあってあっさりおいしいです。
  • うちではカレー、シチューのあとは必ずドリアになります。鍋にどうしても残りますよね。そこにご飯を入れてよく混ぜます。鍋はキレイになるし、簡単に一品出来るし、一石二鳥。ミックスベジタブルなどを追加してそれを耐熱皿に入れて冷凍します。忙しいときにチーズを乗せて焼き上げて頂いています。なるべく平らにするのがポイントです。
  • あまり小難しいことをいっても、手間がかかってしまっては意味がないと思いますので、ものすごくシンプルなことを書きます。パン粉です。とにかく焼く直前に、ひとつまみのパン粉をうえから振りかけてください。それだけで、食感も風味もそして味も、抜群にかわりますよ。
  • グラタンにチーズを乗せる前に、マヨネーズを乗せちゃいます。マヨネーズのコクとチーズの相性がとっても良くておすすめです。
  • ダイエット中はホワイトソースの代わりに山芋を使うとカロリーを気にせず食べられます。
  • チーズは3種類入れる!ピザ用チーズを具に混ぜ込み、とろけるスライスチーズをのせ、最後にパルメザンチーズをふりかけて・・・。味や特性の違うチーズを3種類入れることで味にコクと深みが出ます!是非お試しあれ!
  • かきのグラタンを作るときホワイトソースに適量の赤味噌を加えて作るととてもコクが出てちょっと和風な感じのかきグラタンになります。具はかき、シメジ、たまねぎなどがグッド!
  • 我が家では、グラタン・ドリアはいつも一緒。というのは、グラタン皿の半分にグラタン、半分にドリアで、通称「ドリグラ」にするから。マカロニばっかりのグラタンよりも、ご飯も食べられて、違う味が一度に楽しめて一石二鳥。大好評です。冬のおもてなし料理にも、何度か使いました。中身は、シンプル。海老入りマカロニグラタンとハムと玉ねぎのケチャップ味のご飯にたっぷりの牛乳で作ったホワイトソースをかけて、とろけるチーズをのせて焼きあげます。
  • 我が家ではグラタンを作るとき、一品でお腹いっぱいになるようにとグラタンの下にチキンライスを敷きます。少し大きめのグラタン皿に、まずチキンライス(ケチャップ味で)を敷き、その上にホワイトソースのマカロニグラタンを乗せ、粉チーズをかけてから焼きます。
  • オーブンで焼くと時間がすごく掛かりますよね。グラタン皿をそのまま魚焼きグリルへ。チーズが溶けて、焦げ目ができればもう完成。4皿でもあっという間ですよ。
  • 余った肉じゃがにチーズをのせて焼くと、和風のグラタンになります。結構おいしいですよ。
  • ポテトチップスが意外とすごい!!もともとついている色々な味つけが、びっくりするくらいおいしいポテトグラタンにしてくれるんです。ファーストフード店のポテトでもおいしいです。