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春の特集

春のお弁当レシピ

暖かくなり行楽日和の春がやってきました。お花見、ピクニックなどお弁当を楽しむ機会も増えますね。
そこで今回の特集は「春のお弁当レシピ」!お弁当のおかずにぴったりの料理レシピはもちろん、お弁当のおかずならではの調理のポイントなど、お役立ち情報も満載です!

レシピ提供
  • 料理研究家 yoko komiyama
  • 料理家 村松りん 〜RIN's KITCHEN〜
  • 食プランナー 林 美香子
  • レストラン『Beaux(ボウズ)』オーナーシェフ 狐塚俊一
  • 料理研究家 yoko komiyama
  • 料理レシピ検索しゅふしゅふ~ず
  • 岩井 江里日
  • フードスタイリスト 川崎万里

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ワンポイント・コラム

お弁当づくりのコツ!

味つけはちょっと濃い目
さめると味つけはうすく感じるので、お弁当のおかずは少し濃い目に味つけしておくのがポイント。濃い目の味つけは傷みにくくもなります。
作り置き&前日の残りを上手に活用
すべてのおかずを当日作るのは大変です。作り置きの常備菜や前夜のおかずを上手に活用しましょう。揚げ物を甘辛煮にするなど、前夜のおかずにひと手間加えリメイクするのがおすすめ。
汁気が出ないように工夫する
汁気の多いおかずは、卵とじにしたり、片栗粉でとろみをつけたり、汁気が出ないように工夫しましょう。ゆで野菜などもキッチンペーパーに水分を吸わせてから詰めます。
弁当箱に詰めるのは粗熱が取れてから
お弁当は傷まないようにするためにも熱いものは粗熱が取れてから詰め、完全に冷めてから蓋をするのが基本です。弁当箱の底を少し浮かせておくと下からも熱が逃げて早く冷めます。
すき間おかずを常備しておく
お弁当は持ち歩く間に傾くこともあるので、なるべくすき間は作らず、きつめに詰めるのがポイント。すき間用にミニサイズの野菜やつくだ煮、漬けものなどを常備しておくとよいでしょう。
ソースやドレッシングは別容器で
揚げ物のソースやサラダのドレッシングは別容器に入れておき、食べる際にかけるようにすると、衣や野菜がベチャッとしたり、別のおかずにかかることなく、おいしく食べることができます。
弁当箱はいくつか用意しておく
献立の組み合わせによって詰めやすい弁当箱の形も異なります。雰囲気を楽しむためにも形や色、サイズの違った弁当箱をいくつかそろえておくのがおすすめです。

カラフルで彩りよいお弁当を!

お弁当はとくに意識しないと、茶系のおかずが多くなりがちです。彩りのよいお弁当は自然と栄養のバランスがとれたものになりますから、赤・緑・黄色・黒の食材をまんべんなく使うよう心がけましょう。以下の色別食材を参考にしてください。

赤の食材
トマト、にんじん、ラディッシュ、赤ピーマン、鮭、たらこ、いちご、りんご
緑の食材
きゅうり、ピーマン、ブロッコリー、アスパラガス、青菜、グリーンピース、パセリ、大葉、キーウイフルーツ
黄色の食材
卵、チーズ、かぼちゃ、とうもろこし、黄ピーマン、栗、たくあん、レモン、パイナップル
黒の食材
のり、黒ごま、しいたけ、しめじ、ひじき、わかめ、こんぶ、レーズン、プルーン

みなさまからお寄せいただいた“お弁当”に関するお役立ち情報

  • ほうれん草のおひたしが夕飯であまったら朝卵と炒めてお弁当に入れます。ひじきの煮物が余ったらジャガイモをチンしてマヨネーズとあえてサラダに。前の日のおかずを一工夫します。
  • ≪2段術≫弁当箱の一番下にご飯をいれる。・・・ラップを一面にかぶせる・・・次々と一面にいろいろなおかずを載せていく。そぼろなど・・ご飯に合うものがおすすめ。(デザートのフルーツは別パック)おかずばかりに見える、なんて豪華なうれしいお弁当。。。食べるときに、ピッと引く。ご飯におかずがのったばかりの味は、これまた新鮮です。
  • 翌日のお弁当のおかずは、夕飯作りのときに一緒に済ませます。炒め物は少しとりわけ片栗粉でとろみつつけて、煮物は卵とじにしたりして、汁気が出ないように。後、もうひとつ何か一品…というときには、お酒の簡単おつまみが、最適!!味付けも濃いものが多く、さっと作れて、さめても美味しい。実は私は「レシピノート」を、お弁当のおかずに役立ててます。
  • コツは、いくつもお鍋を使わないこと。ひとつの鍋(フライパン)で調理をする。下ごしらえは、前の日に。予めお弁当のおかずになりそうな献立を2~3品作っておくとよい。
  • 電子レンジのある職場に勤めていたときは、「何でもあり」でした。冬場だと、「タイ風グリーンカレー」とか「おでん」など。コツは、汁物だけを一回り小さい密閉のお弁当箱に入れて、ご飯・漬物などは別のタッパーに入れていくことですね。汁物だけレンジで温めて食べてました。
  • 肉(魚)・卵料理・野菜・煮豆(箸休め)など必ず5品を目安に栄養バランスを考え作る。
  • 我が家は卵焼きが欠かせません。毎日同じでは主人も飽きてしまいますので、だし巻き卵にしたり、海苔巻き卵にしたり、ほうれん草や他の野菜を入れることでバリエーションを変えています。
  • 前日にミックスベジタブルをお皿に出しておいて当日卵を割りいれ卵焼き。そうするとミックスベジタブルを解凍する手間が省ける。
  • だし巻き卵に刻み紅しょうがを入れると彩りもよく、お弁当のおかずに最適です。あと、生春巻きはサラダ風で、彩りもよく喜ばれます。
  • 汁が出そうなおかずの下に、乾燥カットわかめを戻さずに敷いておくと、お昼までに汁でわかめに味がつくし、お弁当箱から汁が漏れるのを防ぐことができる。
  • フライ等揚げ物を作る時に、お弁当用に残り物の食材を、小さめに、揚げておいて冷凍する。使いたい時にオ-ブントースターで温めお弁当に入れる。
  • お弁当に便利なのが、冷凍の枝豆です。塩茹でして冷凍したものをそのまま入れておくと、食べる頃は溶けているし、彩りもきれいです。
  • うちは夕飯の残りをおかずにすることが多いのですが何回も同じおかずだと飽きてしまうので、一工夫加えています♪例えば、肉じゃがやかぼちゃの煮つけ、サトイモの煮っ転がしだったら、つぶしてコロッケにしたり、シーチキン餃子の具をオムレツの中身にしたり、ハンバーグは中に鶉の卵をいれたり・・・考えるのもお弁当作りの楽しみの一つです♪
  • あと1品欲しい時に便利なのがマヨネーズ。野菜や鶏肉など火が通り安い大きさに切ってその上にマヨネーズをぬり、パン粉をかけてオーブントースターで焼くだけでミニグラタンの出来上がり。
  • コツと言うほどではないが‘甘辛もの‘は冷めてもおいしくいただける。いなり寿司、かぼちゃ等の煮物、キンピラ、照り焼き・・・などなど。
  • サンドイッチを作るときは、パンは冷凍したままのものを使います。堅いので、ジャムはぬりやすいし、ツナなどの具もはさみやすいです。お昼ごろにふんわり解凍されて美味しくなります。
  • 夕飯のおかずでハンバーグ、春巻き、ポテトや人参の肉巻、グラタン、ひじき、煮豆等を作ったときに、小さくしたり、小分けカップに入れ、タッパーに入れて冷凍しておく。冷凍食品を買わずとも、フライパンで焼いたり、電子レンジで温めたり、自然解凍でよいので、便利です。
  • きんぴらやかぼちゃサラダなどをあらかじめお弁当用ホイルに1食分盛り、タッパに入れて冷凍しておきます。お弁当に凍ったまま入れておくだけでおかずが1品完成です。我が家のお弁当は、市販の冷凍食品は使いません。そのかわり晩のおかずの残りを冷凍しておいて手間を省いています。ハンバーグの種が余ったときもミニサイズのハンバーグを焼いて冷凍しておけばもう一度焼いて味付けすると豪華なメニューになりますよ。
  • お弁当のおかずは味、彩り、栄養のバランスを限られたお弁当箱に盛り込むのは大変なもの。でも、自然と色のバランスを考えると栄養のバランスもとれているもの。カラフルだと自然とビタミンや食物繊維がとれてるんですよね。
  • 前の晩の献立からお弁当のおかずをアレンジすることが多いのですが、昨夜の味に塩味をプラスすると冷めたときに食べてちょうど良い加減になります。
  • 我が家ではよくお弁当にゆでたブロッコリーや野菜サラダを入れるのですが、マヨネーズをかけてしまうと、お昼にはべちょべちょに・・・。かといって、市販の小分けの袋ももったいない。そこで、ラップを二重にしたところにマヨネーズを出し、四方をまとめて羽根つきの羽根のようにして、輪ゴムでぐるぐる止めます。それをお弁当に入れるのです。食べるときは爪楊枝でぷちっと穴を開けて絞り出せばOK。経済的だし、必要分だけ出せるから便利ですよ。
  • おかずにもごはんにもなるオリジナル焼きおにぎり:鮭フレーク&プロセスチーズを具にしたおにぎりに醤油・ごま油を塗り、トースターでこんがりと焼く。
  • 中学生の頃、お弁当で「揚げもち」が流行りました。これは切り餅を油で揚げて・のりで巻く・ふりかけを持参して食べる際にかけるなどの食べ方をしていました。朝、揚げると昼までには硬くならずに(揚げたてではないけど)美味しく食べられました。
  • 家族がフルーツ缶詰をよく食べるのですが、そこで余ってくるのがシロップ。お菓子作り時にスポンジに塗るなどするのですが毎日のお弁当にも使えないかと考えたのが人参の甘煮。人参を細長めに切りフライパンでバター炒め、そこにシロップとコンソメ(顆粒状)を入れ柔らかくなるまで煮ます。夕食時の付けあわせにも使えますし便利です。